ジャニオタが自分の結婚式を挙げた話 ～本番編～

日がだいぶ空いてしまいましたが、結婚式本番のレポです。
準備編はこちら。
xxaffettoxx.hatenablog.com

式5日前

朝のゴミ出しの際に自宅マンションの階段を数段落ちて右ひじに擦り傷を作ってしまう、というアクシデント発生。
けっこう大きな傷になってしまいテンションはがた落ちです。
旦那さんは席札の裏にメッセージを書いたシートを貼るのですが、それの作成と新郎謝辞の作成に追い詰められていました。
だから早くやっといたほうがいいよって言ったのに～

式前日

旦那さんは有休を取ったので、新幹線で移動して昼過ぎに式場である大阪市内のホテルに到着。
そこからはウェルカムスペースの飾りつけの打ち合わせと席札へのシート貼りなどの準備をしました。
夕方から前泊する私の両親、兄、叔母、従兄も順次到着。
私の両親の部屋が私たちの隣の部屋だったので、みんなで集合しました。
兄が「未来が結婚かぁ、俺、今から泣きそう」としみじみしていました（フラグｗ）

式当日

12時からの挙式で9時前からブライズルームで準備開始。
ブライズルームはすべての新郎新婦に用意されてるわけではなく別料金もかかるのですが、旦那さんにお願いしてブライズルームを使用しました。
ルーム内にトイレもあるし、スペース広めなので使用してよかったです。
旦那さんはブライズルームでも原稿が真っ赤になるくらい新郎謝辞の修正をしていました。
結婚式の打ち合わせではさすが関西人というべきか、ほとんどのスタッフさんと軽妙にトークを弾ませ笑いを取っていた旦那さんでしたが、この日は別人かのように謝辞の修正をして緊張感を漂わせていました。
その様子にスタッフさんたちが驚かれ、プランナーさん・ドレス担当の方・装花担当の方・ヘアメイクさんなど、事前に打ち合わせをしたことのある全てのスタッフさんから「新郎さま、いつもと全然違う雰囲気ですけど大丈夫ですか…？」「今日はどうされたんですか？緊張されてるんですか？」と私に質問されましたｗｗｗ

11時からはチャペルで挙式リハーサル。
私の父、リングボーイ＆リングガールをしてくれる旦那さんの甥っ子くん＆姪っ子ちゃん、その両親の旦那さんの兄＆奥さんとここで合流。
私の父は私のウェディングドレス姿を見て「おぉ！」みたいな浅めのリアクションでしたが、甥っ子くん＆姪っ子ちゃんは「わ～～～！！！」みたいなナイスリアクションを取ってくれました。
挙式リハーサルはさらーっと終わってしまい、手順が覚えられる気が全くしませんでしたｗ
神父さまが外国人でイケメンでいい声だったのは覚えてますｗ
リハ後はそのままチャペルで撮影。
撮影後は、父と旦那さんとチャペル横の小部屋でゲストがチャペルに入場するまで待機。
旦那さんの表情がだんだんこわばってきてましたｗ

挙式

挙式前のベールダウンはゲストに見せるように行うことが多いですが、私は何となく気恥ずかしかったので、チャペルの扉が開く前に父の前で母にやってもらいました。
この時に母に初めてドレス姿を見せたのですが、母は私の前では泣いてなかったのですがその後チャペルに戻ってから泣いてたみたいです（涙を拭う写真が残ってた）
この時点で旦那さんは神父さまと入場しているので、私も父と入場。
父が歩くのが速かったので私はドレスの裾を踏まないように歩くので必死で、気づいたら立ち止まるべき位置を過ぎてしまっていたみたいで旦那さんが焦ってましたｗ
父も気づかなかったらしいｗ
ここで旦那さんが緊張と焦りが入り混じったようなカチコチの表情になってて、私は面白くなってきてしまって緊張が吹っ飛んでいきましたｗ
挙式はおおむね順調に進み、旦那さんの甥っ子くん＆姪っ子ちゃんも立派にばっちりとリングボーイ＆リングガールを務めてくれたのですが、ちょこちょことハプニング？びっくりしたこと？が、
・旦那さんが全力で賛美歌を歌い、隣にいる私がびっくりする
　→後日友人から「旦那さん側でめっちゃ大きい声で歌ってた人がいたね」と言われ「あれ、うちの旦那さん…」と答えるしかなかったですｗ
・「誓いますか？」の返事も旦那さんが「はい！！！」と全力でするので、隣にいる私がびっくりする
　→リハーサルでは普通の声量だったのに！これも後日友人から「あれ、リハーサルから声が大きかったの？」と聞かれ「いや、本番だけ…」と答えるしかなかったですｗ
・私、挙式の途中から鼻水が止まらなくなるｗ
　→旦那さんは私が感動して泣いてると思ってたみたいですが、ごめん、ただ鼻水すすってただけですｗ
・旦那さんが私と組む側のひじを曲げてくれない
　→リハーサルで旦那さんがひじを曲げて私と腕を組むと言われてたのに、緊張しすぎたせいか終始ひじがピーンと伸びてました。私はグローブをつけているので滑ってしまって腕が組みづらかったです。最後、退場する前に言うチャンスがあったのでこそっと伝えてひじを曲げてもらいましたがその様子が映像にばっちり残っていましたｗｗｗ

挙式後は同じフロアのスタジオで親族写真撮影。
スタジオに私と旦那さんが入るなり、旦那さんのお兄さんと従兄さんが「お前緊張しすぎやろ～ｗ」「顔おかしいで～ｗ」と旦那さんをからかっていましたｗ
うん、私もそう思ってたｗ

挙式後はヘアやドレスをちょっと変化させて、いよいよ披露宴へ。

迎賓　　「Happy Happy Greeting」KinKiKids

小山担の友人から「ハピグリはいいよね、聞きなじみがあるからなんか落ち着く」と高評価でした。

入場　「光のヒンメリ、輝く街」　H ZETTRIO

緊張がまだまだほどけない旦那さんが歩くのが速く、私はついていくのに精いっぱい…

このあと、司会の方から私たちの紹介と新郎上司のスピーチ。
緊張した新郎上司に、「新郎の未来さん」と言われ「ん？？？」という表情をしたのが映像に残ってましたｗ

乾杯　　「Dancing On Broadway」　KOICHI DOMOTO 「Endless SHOCK」Original Sound Track 2

新郎の大学の大先輩で上司の方から乾杯の挨拶。
「かんぱーい！！」でBGMがかかったのですが、音が大きくてびっくりしました。
でも狙い通り華やかな感じになりました。

歓談タイム

旦那さんの職場の同期の方が真っ先に来てくださいました。
旦那さんを見て「なんかいつもと違う感じがする」と仰ってたので、「メイク、ばっちりしてんで！」「眉カットもしてるんですよ」と旦那さんとお伝えしました。
男性でもメイクすると結構変わるんですかね。

新郎友人・新婦友人からのスピーチ。

新郎友人は小学校の先生らしく、原稿なしのスピーチでしたがよどみなく話されてとってもお上手でした。
私の方は錦戸担の友人が話してくれたのですが、彼女は保育士なのでこちらもお話がとてもお上手でした。
私は彼女の結婚式でスピーチしたんですが、かなり早口になってしまったので「上手だなぁ、ますますあの時は申し訳なかったなぁ…」と思いながら聞いてましたｗ

ケーキ入刀・ファーストバイト　「Darling」V6

旦那さんがケーキのスポンジ部分ではなくマジパン部分に入刀してしまったため、めっちゃ硬くてなかなか切れませんでしたｗ
ファーストバイトは私は宮島のしゃもじを使ったので旦那さんが大変そうでした。
でも、大きな口を開けてほおばる旦那さんに旦那さんの甥っ子くんがめっちゃ爆笑してくれてた（写真にも映像にも爆笑する甥っ子くんが残ってた、姪っ子ちゃんも結構笑ってくれてた）のでよかったですｗ

新婦中座　　「It Don't Mean A Thing」　MANHATTAN JAZZ QUINTET

私の中座は兄と。
兄と出入り口まで歩いて行って退出前にお辞儀するときに、司会の方から「ご兄妹、仲良く退場です！！」的なことを言われて、思わず二人で「仲良し？」「そうだったっけ？」と話してたのも映像に残ってましたｗ
しかし、私の兄は旦那さんより5歳下なんですが旦那さんがめっちゃ若く見えて兄がそうでもないので、全然年齢差がないように見えます。
頭髪も兄より旦那さんの方が断然豊かだしなぁｗｗｗ

新郎中座　「情熱大陸2007」　葉加瀬太郎

当然私はブライズルームでお着替え中なのでこの場にはいませんでしたが、後日友人から「情熱大陸が流れてきたから何か始まるんかと思った」って言われましたｗ　ですよねｗ

ここではドレスチェンジ・ヘアスタイルチェンジ・メイクアレンジがあったので、スタッフさん5人くらいで私にとりかかってくれて、すごい姫待遇だなぁと思いながら私はされるがままでした。
旦那さんはまだ新郎謝辞の原稿を修正していて、ブライズルームから披露宴会場に向かう途中も原稿読みながらでしたｗ

プロフィールムービー　「MU-CHU-DE恋してる」　Kis-My-Ft2

中座中なのでこれも当然見てませんが、式の数日前に「私が披露宴会場内にいるときにキスマイの曲がかからないな」ということに気づきましたｗ　気づくの遅かったｗ

フェアリーイリュージョン　　「Beauty and the Beast」「A Whole New World」

これをやる人はあまりいないみたいで、ゲストからのリアクションは上々でした。
でも、旦那さんの職場の同期や中・高の同級生のテーブルでは、「化学反応～」「これ、何と何が反応してこの色なんやろ？」などと新郎を交えて話しながらだったので、どうもロマンチックさにかけてましたｗ
ゲスト卓に置いていたフェアリーイリュージョンは小さめのものだったのですが、メイン卓のは背が高いものにしたら思ってたよりけっこう高くて、私でもぎりぎり届くくらいでした。
腕が自由に動かせるベアトップのカラードレスにしておいてよかったです。

新郎新婦はどれでしょうクイズの答え合わせ　「I do」　INSPi

旦那さん側と私側のゲストが1人ずつ当選するようにしたのですが、当選者にプレゼントを渡す前に旦那さんが「このプレゼントは△△の名産で××でとても親しまれていて～～～」とその業者かと思うくらい饒舌にプレゼントの解説を始め、会場からは笑い声が聞こえてきましたｗ
打ち合わせなしで解説したので、私もうろたえながら自分が渡すプレゼントの解説をしました。

フォトラウンド

旦那さんの上司の方々のテーブルから写真を撮りました。
乾杯の挨拶をしてくださった旦那さんの上司の方が、自分のテーブルの撮影が終わった後はカメラマンさんの後ろからずっと「ひょっこりはん」をしてて笑うしかありませんでしたｗ
上司の方々のテーブルはお酒がいちばん進んでいていちばん盛り上がってましたが、それを見ていた旦那さんの職場の同期の方々は戸惑っていてちょっと引き気味だったのが面白かったですｗ

その後の歓談タイムは錦戸担と小山担が高砂に来てくれたんですが、錦戸担（昔、INSPi好きだった）のためのBGMに気付いてなくてちょっと残念でした。
小山担はJr.の寺西くんも好きで最近SHOCKデビューしたので、「乾杯の曲、SHOCKだったよね！？わかったよ！！」と嬉しそうでした。
そんなやり取りをしている横で旦那さんは、「そんなにBGMってしっかり聞くもんなんですね…」とちょっと引き気味でしたｗ
女性で特にジャニオタはしっかりBGM聞くと思うよｗ

花嫁の手紙～記念品贈呈　　「大阪ロマネスク」オルゴールver.　関ジャニ∞

私が読むときに旦那さんがマイクを持っててくれるんですが、あまりにも読むのに邪魔な場所にマイクを差し出してくるので自分の手でマイクの位置を直してしまいましたｗ
これも映像に残ってましたｗ
花嫁の手紙は泣くかなぁ、でも泣いたらうまく読めないし、メイクがずるずるに崩れてしまうのが嫌だなぁと思ってました。
読みながら私の両親を見ると母は泣いてて（元々、めっちゃよく泣く）、あぁ～もらい泣きしそうだなぁと思っていたら、そばのテーブルにいる兄にもちょっとだけスポットライトが当たっていてそっちを見ると、兄が大号泣してましたｗｗｗ（フラグ回収）
お母さんより泣いてるｗｗｗ　泣きすぎｗｗｗ　と思ったらおかしくなってしまって、ここからは私一人で『笑ってはいけない花嫁の手紙』でしたｗ
吹き出しそうだったのを何とかこらえて手紙を読み終えましたが、旦那さんは「あれ？泣かないのかな？」と思いながら聞いてたそうですｗ
両家両親への記念品は、出生時の私たちの重さ分のお包み米にしたのですが、出生時は私は3400g、旦那さんは3600gだったので、持って移動するのがめっちゃ重かったですｗ

新郎父挨拶・新郎謝辞

旦那さんのお父さんはめちゃくちゃ達筆でこの日も原稿を筆で書いてこられていて、さすがだ…と思いました。
旦那さんは謝辞の中に中島みゆきさんの「糸」の歌詞を引用してたんですが、その部分で5割くらいの力で歌ってましたｗ　しかも1回だけでなく2回も！
2回とも無事に笑いが起きていて、あとから「笑いが取れて、爪痕が遺せてよかったわ！」と嬉しそうに言ってましたｗ
確かに事前に歌うかもとは言ってたけど、ほんとに歌うとは思ってなくてめっちゃびっくりしましたｗｗｗ

新郎新婦退場　「I See The Light」

しっとりとしたムードで退場できました。
この後に送賓があるので披露宴会場の外で待ってたおかげでエンドロールの「Re:」は聞けました。

送賓　「Color Your Life」　葉加瀬太郎

プチギフトのクッキーをお渡ししてお見送りしました。
私の元職場の先輩（北山担）に渡す順番が回ってきた途端、「いやー、どっちのムービーの曲もよかったわぁ、やっぱキスマイ良いね！」と噛みしめながら言ってたので、頑張ってBGM選んでよかったなぁと思いました。

旦那さんはこの後、上司の方々をお見送りに行ったので私は自分の両親・兄・叔母・従兄たちと写真撮ったり喋ったりして待ってました。
従兄たちが兄のことを「挙式が始まって新婦が入場したところから泣いてた」「そのあともそっちを見るたびに泣いてた」といじっていて、兄本人も「いや～こんなに泣くとは思わんかったわぁ…」と言ってましたｗ

最後はカラードレスでも撮影。
チャペルで撮影したんですが、全て終わって解放感でいっぱいの旦那さんが「お姫様抱っこでも何でもしたるわ！」と妙なテンションでカメラマンさんもノリノリだったので、お姫様抱っこの写真も残っていますｗ

結婚式、思っていたよりも準備が大変でした。
私は式の4か月前には退職していたんですがそれでも大変だったので、共働きの人はさぞ大変だろうなぁと思います。
あと、よく言われていますが結婚は当人同士だけでなく家同士のものでもあるなぁというのも実感しました。
両家の意見の擦り合わせというか、旦那さん側の意見をきちんと取り入れるのが大変でした。
でもやり終わったら「楽しかったなぁ～」という感想です。
もう1回やりたいかと言われたら、もういいかな、と思うけどｗ
挙式・披露宴の映像を注文していて、私達夫婦だけで、旦那さんのお母さんと、私の両親と、と3回見たんですがほとんど笑いながら見れました。
自分なりに節度を持ってジャニオタ・ヅカオタらしさを式の中に取り入れられたのも大満足です。
ゲストの皆さんや両家親族、なにより優しい旦那さんのおかげでそう思うことができてほんとに良かったなぁと思います。
準備編に引き続き、長文にお付き合いいただきましてありがとうございます。