私のハートはつかまれなかった ~関ジャニ∞リサイタルに寄せて~
現在絶賛開催中の「関ジャニ∞リサイタル お前のハートをつかんだる!」ですが、私は一公演も行きません。
これでも一応、大倉担を名乗っているんですが。
今回はどうしても納得いかないことがあったので全く参加しないことに決めました。
今さらですが自分の記録のためにも触れておきます。
メンバーの求めている距離感が理解できない
まず1つ目の理由です。
今回のリサイタルのコンセプトは「ファンにより近く」「ドームツアーでは来にくい地方へエイトから出向く」ということで地方の収容人数の少ないアリーナ会場で行われています。
そりゃ、近い席で見ることができてファンサをもらえたら嬉しいのは事実ですが、そのコンセプトのせいで小さい会場で最大3公演しかやらないので、その公演に参加できる人はかなり限られてしまっています。
その上、地元のファンが参加できていなくて遠征してきている人の方が多いという現象が起きているとも聞きます。
これがほんとにメンバーが求めていたことなのかなぁと思うんです。
参加できない人が多い、せっかく地方に出向いたのにその県に住んでいない人の参加が圧倒的に多いって、おかしいでしょ。
エイトだけじゃなくてキスマイの新春イベントの時にも思ったんですが、どうも「ファンとの距離の近さ」という言葉の意味を捉え間違ってるんじゃないかなぁという気がしてなりません。
物理的に近いということだけがファンとの距離の近さじゃないと思うんです。
ドーム公演では確かに物理的に距離は遠いけど、コンサート自体が盛り上がれば、しっかりしたパフォーマンスを見せてくれれば、私は別に「距離が遠い」とは思いません。
以前、京セラドームのビスタ席でエイトのコンサートに参加した時*1も、別にそれはそれで楽しかったし遠くてつまらないとは思いませんでした。
限られた少人数だけの近くに行くコンサートになってしまって、それに参加もできないような状況の方がよっぽどつまらないと思います。
物理的な距離を近づけたい、普段ドームに来にくい地方の人に来てほしいって本当に思っているなら、公演数を増やすとかその県や周辺に住んでいる人に優先的にチケットが当たるようにするとかすればいいのに、と思います。
愛すべき地元のみ冷遇されている
2つ目の理由です。
今回のリサイタルは8都市で行われます。
日本は、北海道地方・東北地方・中部地方・関東地方・関西地方・中国地方・四国地方・沖縄地方の8地方があります。
リサイタルの開催が発表されたとき、村上さんが今後について「沖縄、四国は行きたい。北海道や離島ツアーもできれば」と言っていました。
関ジャニ アリーナツアー7・18開宴//デイリースポーツ online
これをまとめると
地方 | リサイタル開催 | 村上さんが言及 | 五大ドームの有無 |
---|---|---|---|
北海道 | × | ○ | ○ |
東北 | ○(岩手・宮城) | × | × |
関東 | × | × | ○ |
中部 | ○(福井・長野・静岡) | × | ○ |
関西 | ○(神戸・三重) | × | ○ |
中国 | × | × | × |
四国 | × | ○ | × |
九州 | ○(鹿児島) | × | ○ |
沖縄 | × | ○ | × |
あれ?中国地方だけ忘れ去られてない?
ちなみに、もうちょっと細かい甲信越や東海などという区分にしても、綺麗に中国地方だけ何も触れられていません。
エイトの目には中国地方だけ見えてないんじゃなかろうか・・・、と思ってしまう見事なスルーっぷり。
せめて言及して。
確かにドームはありますよ、出雲ドーム。
来てくれたのはタッキー&翼だけだけど。
山口・広島・岡山は新幹線が通ってるから九州や関西にまあまあ遠征しやすいけど、島根・鳥取はそうでもないと思いますし。
これが普通に5大ドームツアーって言われるんなら「ドームがないから遠征するしかないな」って割り切れますが、地方にエイトから出向くのがコンセプトなのにここまでスルーされてしまって結局遠征するしかないのかという煮え切らない想いと、この中国地方の存在感のなさ。
つらいです。
というわけで、リサイタルには参加しません。
第2弾があるかもという発言もリサイタル発表時にありましたが、あまり期待はしていません。
それよりも、今までみたいに秋~冬にかけて5大ドームツアーをしてくれたほうがよっぽど嬉しいです。
*1:JUKE BOXツアー