このすべて懸けて この声で伝えるよ

ヅカにもはまってしまったジャニヲタの独り言

大奥見てきました


今日の午後から、大奥を見てきました。
ほんとは公開されてからすぐにでも行きたかったんですけど、前々から2・3日は熊本である研修会に参加することが決まってたので、今日になってしまいました。
感想は思いっきりネタバレしてるので隠します。










大倉さんがすごく頑張って真摯にこの作品に取り組んだんだな、っていうのが伝わってきてとても嬉しかったです。
この映画に大倉さんが出演するって初めて聞いた時に何が不安に思ったかって、殺陣がめっちゃ不安だったんです。
「大奥最強の剣士」なんて役なのに、それまでに見たことある大倉さんの殺陣は演舞城とSHOCKだったから、そりゃ不安に思いますよねw
でも、あたしは殺陣とか刀の使い方とかよく分からないけど、鶴岡さまはちゃんと強そうに見えたし、何より美しかったです。
演技もうまくなってて、鶴岡さまの美しさもどんどん狂っていくさまも表現できてて、成長してるのがわかったのも嬉しかったです。
そして、思ってた以上に鶴岡さまは病んでた。
初めに水野に負けて水野の差し出す手を拒絶するところも、真夜中の道場で水野を待ってるところも、表情が病んでた。
松島さまに拒絶されるところはこっちまで苦しくなりました。
きっと鶴岡さまの世界の全てが松島さまで、その松島さまに拒絶されてしまうことは、もうこれからは大奥で生きていけないってことなんだろうなぁ。
最期は予想してた通り自害してしまうんだけど、それは鶴岡さまのプライドの高さゆえなんだろうなと思います。
水野が剣の強さも人間的にも自分より上ってわかってしまって、でもプライドの高さゆえにそれを認められない自分がいて、松島さまに拒絶されたことで大奥で死にもの狂いで積み上げてきたものが崩されてしまったし、どうしようもなくなってあんな最期に・・・って切なすぎる。
どうしても鶴岡さま贔屓の考え方になってしまうんだけど、水野が大奥に来なかったら鶴岡さまは松島さまのそばにずっといることができて2人で出世をしていけたのかなぁなって考えちゃいました。


鶴岡さまは美しかったし松島さまと寄り添ってるところなんて思わず息をのんでしまうくらいの綺麗さだったんだけど、なんか輪郭のゆがみが気になってしまったのが残念。
あと自害するときに「うわぁーーー」って叫んでたんだけど、若干叫び方が変だったというか、ちょっと気になっちゃったなぁ。
それと、水野と鶴岡さまが初めて戦う前に「細身に見えて鍛えられた身体」って鶴岡さまが言われててちょっと吹いたw
今はだいぶ細身に見えるけどあんまり鍛えられてはないよw


水野に関してはキャストが決まって原作読んだ時から思ってたんだけど、ニノではないと思う。
あたしの中の水野のイメージはもっと威勢が良くて体格が良くて男らしくてかっこよくて、って感じなんだよなぁ。
あとニノは裸NGなんですかね。
お腹すら見せなかったので逆に気になってしまった。
上半身はすごく柔らかそうに見えてびっくりしたw
そして、主題歌はあのメインテーマをそのまま使っちゃっても良かったように思います。


松島さまと藤波さまは、大人の男の色気が出まくっててめっちゃかっこよかったです。
2人とも思わず従いたくなるくらいのオーラが出てるなぁと思いました。
特に松島さま、というか玉木さんの声が個人的に大好きなのでめっちゃ従いたくなりますw
寄り添える大倉さんがずるいとも思ったw
ただ2人のラブシーンは思ってたよりも全然あっけなくってビックリでしたw
大人の男の色気と言えば、杉下も思ってた以上に素敵でした。
垣添は女子高生みたいでかわいかったw

女性陣は吉宗さまをはじめとしてみんな良かったです。
吉宗さまがかっこよすぎてときめく!
久通もおっとりしてるように見えるけど実はいろんなこと考えてて、特に藤波さまとのシーンが大人同士のやりあいって感じで好きでした。
お信は健気でかわいくて好感持てるなーと思いました。


大倉さんの映画初出演がこんなに豪華な作品でよかったです。
だって、大倉さんのことやエイトのことを知らない人にもたくさん見てもらえるってことだもん!
この作品がきっかけで、ファンじゃない人からの認知度が上がったり、次のお仕事につながってくれればいいなと思います。